Flucrum Racing 5 LG グリスアップやってみた

普段遣いのレーシング5のフリーのラチェット音が大きくなってきたのでグリスアップをした。以前グリスを補充したのだけれど足りなくなったようだ。

購入してからおそらく10,000kmは走っていると思うので、そりゃグリスもヘタるはずだよな。

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用意したもの

スプロケリムーバー

・17mmレンチ

・5mmアーレンキー

・パーツクリーナー

シマノ プレミアムグリス

・汎用?グリス(フリーボディーに塗る用)

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まずはホイールを取り外して

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クイックレバーを抜いてスプロケを取り外します。

 

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次はアーレンキーとスパナを使ってフリーボディーを止めているナットを取り外します。このナットは逆ネジになっているので注意してください。

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フリーボディーを抜くとラチェット部分の外筒が見えます。

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フリーボディーはこうなっています。クランクを回転させると3本の爪がラチェット外筒のギザギザに引っかかることでトルクを伝えています。反対にクランクの回転を止めると爪が寝て空転するようになっていますね。

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古いグリスを除去するために、まずはウエスを大量に使ってとにかくグリスを拭き取ります。ウエスは大量の古着を刻んで作ったので惜しみません。その後パーツクリーナーで最後のベタつきを取り除きます。写真には写っていませんが、フリーの爪とスプリングも取り外して清掃します。

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ハブ側も同様にグリスを取り除きます。軸受用のベアリングが中に入っているのでパーツクリーナーは吹き付けず、古いグリスをとにかく拭き取りました。その後新しいグリスを充填します。充填量は結構多めにしました。(一度組み上げたところグリスが少なく、爪周りにグリスが回っていませんでした。)

分解と逆の手順で組み上げて完成です。ついでにスプロケもバラして清掃し、フリーボディーにグリスを塗って組み上げます。

グリスアップ後はあからさまにラチェット音が目立つことはなくなりましたが、やはりシマノのR500等と比べると音が大きい気がします。

やはりフルクラムは音が大きい傾向にあるのか…